知っておきたいヘアカットの歴史!現代のヘアカットが生まれたのは最近の事だった!?

ヘアカットの歴史アイキャッチ

現代では、美容室でお願いすればすぐに出来てしまう「ヘアカット」。

そんなヘアカットの起源を知らない方も多いのでは?

ヘアカットが「仕事」として始まったのはいつ頃なんでしょうか。

ここでは、ヘアカットの起源から現代までの流れを追っていきたいと思います。

ヘアカットのルーツはエジプトだった

エジプトの壁画画像

ヨーロッパ文明は、ナイル川流域のエジプト文明と、チグリス・ユーフラテス川流域のメソポタミア文明から始まりましたが、エジプトがナイル川流域に建国された頃(紀元前4000~300年)には、鋭く砥いだ燧石やかき殻などでヘアカットやシェービングといった理容の仕事が行われていました。

引用元:全国理容生活衛生同業組合連合会

当時のエジプトでは、善と悪の精が頭髪を伝わり出入りするという迷信がありました。

なので、ヘアカットは悪の精を追い出す意味合いで行われていました。

それからローマ時代(紀元前500年~西暦500年)になり、エジプトの理容師をローマに連れ帰ってバーバー(顔剃りやカット)をさせたのが理容業のはじまりと言われています。

日本でのヘアカットは「断髪令」によって広まった

日本では鎌倉時代に「髪結い」と呼ばれる髪を結い、髪を手入れする職業があり、男性は髷・女性は髪を結うというスタイルが定着していました。

なので髪を切るというのは出家や位の高い女性が未亡人などになった時などに行われるものでした。

しかしそのスタイルに終止符を打ったのが、1871(明治4)年に発令された「断髪令」です。

\日本ヘアカットの歴史年表/

鎌倉時代 髪結い時代
髪が黒く長い女性が美人であるとされた
江戸時代 ちょんまげが主流
髪結いの技術も発展した
明治時代 日本人の小倉虎吉が横浜居留地に開業(西洋床)
明治4年 男性に対する断髪令
大正時代 モダン・ガールや女流作家らによって断髪が
行われるようになる
大正2年 日本で初めての東京女子美髪学校設立
昭和初期 女学生、一般女性にも断髪が広まる

日本での理容業の始まりの祖とされる小倉虎吉は、いち早く日本でも散髪が流行することを見越して横浜港に出入りする外国船に出入りし、西洋理髪師の手技を見習い技術を習得。

明治時代の文明開化により西洋の文化が日本にも流れ、だんだんとちょんまげ文化は下火になっていきます。

大正時代にはボブヘアーなど一部の女性の中でヘアカットが行われていましたが、長い髪が当然という中で自由なヘアスタイルは中々出来ませんでした。

しかし、この頃から徐々に美容学校などが増えます。

そして女性のヘアカットが一般化したのは昭和初期。

昭和の時代に入ると日本のヘアカットの歴史は大きく変化していきます。

ヘアカット激動の昭和時代から現代

理容師・美容師の免許資格を規定する法律誕生

1947年には理容師法、それに次いで1957年には美容師法が誕生します。

美容師法には美容師の仕事を「パーマネントウェーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすること」と定められています。

この美容師法が誕生した1950年代は、ヘアカットというよりもスタイリングによって髪を整えるというのが一般的でした。

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神奈川県横浜市金沢文庫にある美容室

店舗名 face
住所 神奈川県横浜市金沢区泥亀1-15-2 ひいちやビル1F
電話番号 080-5494-9526(営業のお電話はお断りしております。)
営業時間 9:00~17:00
URL https://face-k-a.jp/
最寄り 金沢文庫駅より徒歩3分

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ヘアカットに革命を起こしたヴィダル・サスーンの登場

1960年代になると海外ではハサミでカットし、ヘアスタイルを作る時代になっていきます。

ですがその頃、日本ではヘアカット用のカミソリで髪をそぎ落とす「レザーカット」が主流でした。

しかし、1980年代にヴィダル・サスーンの「サスーン・カット」によってヘアカットの技術は大きく進歩していくことになります。

※「サスーンカット」…髪の毛をブロック分けしてピンで留め、その髪の毛を、ハサミを持っていないほうの手の人差し指と中指で挟むように持ち、指のすきまから約1センチの厚さで引き出して切る技術。

髪を自由なスタイルにカットしてもらうことが出来るようになったのも、ここ40年ほどということにも驚きですね。

エジプト時代から遡ってみると、ヘアカットがこれからどんな進化を遂げていくのか楽しみです。

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